アンモニア濃度分析計 - 株式会社ジェイ・エム・エス

製品情報

アンモニア濃度分析計
型式：NH3-4000S

特長
　□信頼性と経済性
　□簡単メンテナンス
　□自動校正機能
　□自動洗浄機能
　□リアルタイムトレンド・グラフ表示機能
　□電装部と通水部の隔離
　□アナログ出力によるループ負荷チェック機能
　□サンプル水温調機能装備
　□検量線自動切り替え機能
　□測定結果メモリー機能

概要
飲料処理水や工場排水中に含まれるアンモニア態窒素濃度のモニタリングは、各産業界において大変重要な水質管理の指標となっています。NH3-4000Sは、長期にわたり、低コストで信頼性のあるアンモニア態窒素のモニタリングを提供します。24時間、365日、30分間隔で連続モニタリングが実現できます。お客様のアプリケーションより分析サイクルは、キー操作で簡単に変更でき、試薬を含むランニングコストの軽減化にも大きく寄与することができます。装置内で水系と電気系は鋼板で完全に分離され、安全性が確保されています。

分析工程

分析は、上記の7種類の工程で構成されます。低濃度の分析精度を上げるため測定毎にゼロ測定及び補正を行っています。添加された試薬は、撹拌装置で十分にサンプル水と混合され妨害物質の効率的なマスキング処理及び信頼性のある呈色反応を実現します。最終的に呈色後のサンプルの濃淡はLEDより発光される波長の吸収量として高性能なフォトセンサで電気信号に変換されます。変換された電気信号は、予め作成された検量線よりアンモニア態窒素濃度の測定値として的確に換算され、LCDに表示されアナログ及びデジタル信号として外部に出力されます。分析後は、サンプルを利用して接液部及び測定セルの洗浄を行います。

仕様

型式	NH3-4000S
測定原理	比色法（吸光光度法）
測定項目	水道水、地下水、工場排水などに含まれるNH3‐N
測定範囲	0-5㎎／L
測定精度	±5％　　　　　　※校正濃度により異なる
分解能	0.001㎎／L　　　※測定値により異なる
測定周期	30分　　　　　　 ※キー操作で可変
サンプル流量	約500ml／分
サンプル温度	5-40℃
サンプル圧力	0.05-0.1MPa
試薬消費量	約500ml／月　　 ※30分の測定周期
出力信号１	測定値低／高　異常　リレー出力（125V／1A）
出力信号２	計器異常／濁質・気泡混入・センサー　（125V／1A）
出力信号３	4－20mA（測定値）＜250Ω　Digital（RS485）
出力信号４	計器状態　停止・測定・校正中など
入力信号１	測定開始・停止
電源電圧	100－240VAC　50／60Hz　約300VA
寸法・重量	550（W）×750（H）×300（D）mm 約30kg
消耗品	試薬1、2　校正用標準液　測定セル　ポンプチューブキットなど